寒くて引きこもりがちなチャリ爺ではありますが、ちょっと大阪のお寺
さんに出かけました。目的地の近所に
落語阿弥陀池でモデルとなっ
た和光寺がありましたので境内を見学してきました。
ビルの谷間に立派な本堂が建ち、境内には阿弥陀池があります。
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尼はん、本を読んでなはるというと、盗人がピストルを向けて、『金を出せ』と。尼はん、ビックリ
すると思いのほか、黙って、胸元を開けて、乳を出した。「盗人、喜んで、吸いに行ったか?」て、
んな、アホな。そやけど、何で、そんなことしはんねやろ?『さあ、過たず、ここを撃て。私の夫、
山本大尉は、過ぎし日露の戦いに、この乳の下を一発の弾丸に撃ち抜かれ、名誉の戦死を遂
げられた。同じ死ぬのであれば、夫と同じところを撃たれて、死にたい。さあ、過たず、ここを撃
て。』と。ああ、そういう理由でしたんか。ほんで、尼はんになって、仏に仕える身と。しかし、しか
し、この盗人、ピストルを落として、三尺下がって、土下座をした。これも、分からん。言うのを聞
いてみると、この盗人、先の戦争で、この方の夫、山本大尉に、一方ならん、お世話を受けた。
命の恩人やと。そんな方の奥さんのところに、盗みに入るとは、何とおろかな人間であろうと、こ
の盗人、ピストルを自分の喉元へ付けて、撃とうとするさかいに、それを尼はんが制して、『おま
はんも、根っからの悪人ではなかろう。誰ぞにそそのかされて、行けいと言われたんやろ。誰が
行けと言うたんや?』『へえ、阿弥陀が行けと言いました。』
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ワタシは米朝師匠が掛けられたのをライブ(サンケイホールだったか?)
で聞きましたが、枝雀さんのも人気あるようです。
帰りはあみだ池筋で堂島中津十三で帰りました。先日のケーキの
端切れが好評でしたが、やっぱり元も食べたいという要望があり、
堂島スウーツでふわっと苺ロールを買って帰りました。