動楽亭にいってみました [ちゃりで落語]

nobcha

2014年06月12日 11:10

さて、上方落語の定席と言うと天満天神さんの裏参詣口前の繁昌亭
が有名ですが、もう一軒あります。ジャンジャン横町の新今宮駅入口
前ファミマの上にある動楽亭
です。

動楽亭は席亭が桂ざこばさんで、毎月1日から20日まで午後2時開
演で御代は当日券のみ2000円、6人の高座が聞けます。


(以前の画像を引用)


着いたんは1時ぐらいですが、えらい混んでます。開場は1時半。行
列は横断歩道信号機前まで伸びていて、パチンコ屋の前に座ってる
地元おっちゃん達は今日はえらい混んでるで~・・と珍しそうに言うて
ました。

中に入ると満員で、更に詰め込むので通路に座布団引いて、後ろ席
に椅子も追加しますとのこと。前回来た時は5~6列ぐらいまでしか
詰まらなかったので今回は確かに大入りでした。

桂弥太郎さんは頼んない男がおじさんに言われて阪町の夜店に骨董
を売りに行く「道具屋」
桂ひろばさんは明るく酔っぱらいを地で演じる「替わり目」
下げは嬶がかんと煮き買いに行くところまで
桂南天さんは夏になればおなじみ柳陰が出てくる「青菜」
桂米輔さんは粋な囃子で盛り上がる「釣ろよ、釣ろよ、信太の森の、狐
どんを釣ろよ」と言う狐釣という茶屋遊びの出てくる「親子茶屋」
中入り後本日人気の桂南光さんは次に出る若旦那をからかいながら、
かるーく「義眼」


そして桂米團治さんの三十石が〆でした。

なるほど、終わってみると、米輔さんのネタではおはやしさんが頑張っ
てるなあと思ったのは、下敷きで、南光さんも軽い話でトリの若旦那の
大ネタにつなぐというのが本日のお約束だったようです。三十石では船
頭歌の下り船、上り船の掛け合いなどもあり、桂一門でないとなかなか
できないネタを聞かせてもらい満足して帰りました。

6月10日、自転車走行距離30.5km、行き1時間ちょっと、帰り1時
間半。


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