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佛念寺山断層についてちょっと調べてみました(その2)
nobcha
2012年07月11日 17:34
ワタクシは5月、大阪に越してきたので、まあニューオオサカジンです。新参者のくせにえらそうに佛念寺山断層がどうこういうてるやん・・というご意見もありそうなので、情報源をリンクしときます。
今年の3月に産経新聞が取り上げたそうです。「「上町台地」に、弥生から江戸時代前後までの地滑り跡が発掘などで多数確認されていることが、大阪文化財研究所の調査で分かった。」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/552697/
更にもう一年前大阪日日新聞の記事にもあります。「政府・中央防災会議の専門調査会によると、大阪都心部を南北に走る「上町断層帯」(長さ約42キロ)で直下型地震が発生すると、約97万棟が全壊、死者は最大4万2000人に上り、経済的な被害は74兆円と想定されている。」
http://www.pressnet.co.jp/osaka/kiji/100130_13.shtml
ともかく、政府が4万2000人は死にまっせと保障しているだけにこの4万2000人に入らないようにするにはどうするかを必死に考えております。まあ家内に言わせると、その前におっちぬと言う確率も高い(もう老人ですから)のですが・・・。ハシモトハン、東京へ逃げたらあきまへんで・・・。とはいえ、東京湾北部地震というのも東京23区でマグニチュード7ぐらいの推定があり、地震の発生時期では東京が先を越すかもしれません。これだけはトウキョウに負けた方がええ。
それで、地震の前兆をどう探るかですが、いくつかの方策があるように思います。
1.地面や建造物にGPSで位置が計測できる測定器を固定し、動きを計測する。動きに変化があると推定できるのではないか。GPSを利用して更に相対位置をミクロン精度で測れる技術はもうあるはずなのでそういったものを活用できるはずである。
2.重力場測定。活断層ということは土地と土地が擦れ合って大きな力が働いているはずなので、重力場を測定すると断層のあっちとこっちの関係がわかるはず。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jepsjmo/cd-rom/2010cd-rom/earth2010_disc2/program/PDF/S-SS015/SSS015-P16.pdf
3.前兆現象の把握
①断層の地面と地面のこすれにより、イオンが発生し、割れ目からイオンが噴出すと、地震雲が出来るといわれている。
http://www.youtube.com/watch?v=HZuAau-xzZc&feature=related
②動物(蛇モグラなどの飛び出し)や野鳥の不可思議動態を観測する。断層の移動による振動などを事前に検知する可能性が指摘されている。
GPS利用の位置測定器やレーザ使用の測量機などを拠点ビルなどの屋上に設置すれば、少なくとも地盤変動による地表面の変動は観測できる。そのような測定器は開発され売られているようだ。次はそういうものを調べて紹介します。
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