佛念寺断層線に起因する土地売買瑕疵損害訴訟→和解

nobcha

2014年07月14日 22:32

世の中色々ありますね。
佛念寺山断層線の上の土地を買ったのだが、断層上に収益性
の良いマンションが立てられなかったということで訴訟になったと
いうケースです。


詳しい内容はワークショップの資料の中で説明がされています。

証拠で提出された地盤ボーリング調査における地層解析で地層
が直立しており、まさしく断層部分の地盤づれがあったことを示し
ています。

該当資料の20ページの図をクリップしたものです。詳細は原本を
お確かめください。


ただ、江坂では動いた地盤の上、およそ10mは大阪湾とか河川
からの土砂の堆積です。地震が起こったら、この部分は緩衝部と
なり揺れを軽減してくれるのか、それとも液状化現象を起こし地面
が波打つのでしょうか。高層建築物はどちらかの地盤の上に基礎
が載っていないと、いわゆる又裂きにされてしまいます。

本件は大阪天満にあるグローバル法律事務所に所属される弁護
士さんが報告されたものです。
2012年地盤事故・災害における法地盤工学問題ワークショップ


判例で引用された証拠に付随する地盤調査の地図から、この
場所はどこか。政府の地震研究所発表の断層線の上で、江坂
町近辺ということで場所を特定できないかと思いましたが、わか
りませんでした。

断層帯の情報参照はここ

佛念寺山断層線 活断層ハザードマップよりスクリーンショット


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