あわ50:50kmコースを行く(北淡震災記念公園)その3

nobcha

2014年11月30日 17:30

みかんを食べながら、アナゴも食って、震災記念公園に到着。

---------------------------ちょっと・・お勉強------------------
世界的な地震となると、ウェゲナーというドイツの気象学者さん
が唱えたプレートニクス論の説明で、大陸が移動していると言
うのが基本となる。

そちらは南海トラフ地震を起こす方であり、90~147年間隔で
発生しているので、今後20~30年以降に発生するだろうと言
われている。

ところが、一方、阪神大震災や上町断層・佛念寺断層など活断
層地震
は地下数百mから数kmに存在する地盤構造が数m
(水平や垂直)ずれて起こるものです。こちらは1000年~2000
年の間隔で起きると言われている。
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さて、入場料700円を払って展示室の中に入ると、断層で上下左
右にずれた地面が保存され、展示されています。説明の方が居
て詳しく教えてくれました。


丁度この間読んだ小松左京さんの大震災95の中にこの展示
場所の空撮写真が載ってました。





断層の地盤断面の標本もあります。この野島断層では水平に
ずれたので、メモリアルハウス(地震後も建物はわずか傾いた
だけだったのでしばらく住んでいたそうです)の塀や植栽が見
事にずれたまま展示されていました。



他方佛念寺断層の場合は西側が2m程度沈み込むと言われ
ています。野島の断層断面は砂礫層です。佛念寺断層では
東豊中とか三ツ池の住宅地で見た地層は黄色っぽい粘土質
でした。同じように水平にバームクーヘンのように積み重なっ
ているべき地層が断層のところ
でずれていました。




北淡震災記念公園での見学も終え一路岩屋に向けて出発。
ところが、この季節北風強く、播磨灘からの風が容赦なく吹い
てきてもう大変。反対車線をすいすいとくるサイクリスト多数。

リカンベントの人なんか余裕しゃくしゃくで手を振ってあいさつ
してくれましたが、こちらはふうふう。残りの10kmで手間取り
ます。



やっとのことで明石海峡、明石大橋が見えてきて、松帆の浦に
やってきました。道の駅
で休憩し、長居は無用とジェノバライン
の13時20分の便
に滑り込み。JR明石から輪行で帰りました。




全コース次の通りです。50kmコースです。岩屋から東側を淡
路生穂まで行って峠越えて室津へ。室津から西浦を震災記念
公園まで。

見学後更に野島を明石海峡まで行き、道の駅経由岩屋まで。
7時35分岩屋港着、13時20分岩屋港発の舟に乗船。11月初
めに走りました。


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